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【インタビュー】最凶死刑囚と戦う範馬刃牙役・島﨑信長が語るTVアニメ『バキ』の魅力は「濃くて熱くて燃えるような作品!」

2018/6/30


島崎信長
 累計発行部数7500万部の板垣恵介原作による人気格闘漫画「刃牙」シリーズ第二部「バキ」・最凶死刑囚編のTVアニメが6月25日よりNETFLIXにて先行配信、7月1日よりTOKYO MX1ほかにてTV放送開始。地下闘技場のチャンピオンとして君臨する高校生の主人公・バキ(範馬刃牙)を演じる島﨑信長が、その作品やキャラクターの魅力を語った。

−―「バキ」が17年ぶりにアニメ化されますが、その作品への出演が決まってのご感想やオーディションについてお聞かせください。

 アニメ化を聞いたときは、自分がやらせてもらえるとは思っていなかったので、オーディションのお話をいただけたときはとても嬉しかったですね。しかも内容が「最凶死刑囚編」ということで、シリーズの中でもすごく盛り上がるところでもあり、気合いを入れてオーディションに望ませてもらいました。

 最初にテープオーディションがあり、そのあとスタジオオーディションでした。スタジオでは監督たちからディレクションや指示があるんですけど、その時に監督から「マッシブな部分だけじゃなくて、一人の青少年、普通の高校生の部分を聞きたい」と言われたと解釈して、デフォルメした部分と生っぽく演じる部分などシーンごとに変えて演じたんです。オーディションの後、手応えはあったんですけど、意外と手応えがあるものはダメだったりするので、(刃牙役に)決まったと聞いて、ものすごく嬉しかったですね。


−−主人公の刃牙についての印象は?

 刃牙は時期によって強さや外見も変わっていくけど、内面も大きく変わっていく子だなと。僕の中の範馬刃牙というのは、原作の「俺は最強を目指しちゃいない。親父がもし地上最弱の生物なら、俺は二番目に弱い生物でいい」というセリフの印象が強いです。父親がたまたま地上最強で、その父親に対して強い思いがあり、行動原理が「範馬勇次郎」という地上最強の生物に帰結するというのが、バキの印象です。父親が地上最強ということ以外は普通な面が多くて、特に「最凶死刑囚編」の序盤はそれが目立つんです。周りが最凶死刑囚ってとんでもないモノノフたちなんですけど、そんな中だと普通−−突き詰めていったら普通じゃないんですけど、意外と刃牙って普通だなと。それは板垣先生とお話をしたときに先生もおっしゃっていて。第2部「バキ」は梢江との思春期らしいやりとりもあるし、学校の体力テストでムキになったり、可愛いところも描かれていて、範馬の血と普通の高校生という、アンバランスな部分が一つの肉体に共存してるというのが、彼の印象ですね。

−−お気に入りのキャラクターは、誰ですか?

 烈(海王)はいろんな意味で人気が爆発的にアップしていくし、常に男を上げ続ける花山(薫)だとか、渋川(剛気)も元からかっこいいのが柳(龍光)という因縁のライバルが出てきて輝いたりだとか。(愚地)独歩も、チャーミングな部分と強いかっこいい部分が共存した魅力的なキャラクターですけど、今回は「神心会」自体が巻き込まれるので、“館長”という感じがするんですよ、(養子の愚地)克巳には悪いけど(笑)やはり独歩だなというのを見せつけたり。そして何といっても刃牙。自分が演じるとなって刃牙に注目して読むと、刃牙の細かい成長や変化、心理などがすごく丁寧かつダイナミックに描かれていて。当時、漫画を読んでいた時は烈海王が名言も多いしお気に入りだったのですが、改めて見ると刃牙をはじめみんなが最高に魅力的なんですよ。だから今は全員お気に入りです。

−−では、死刑囚のキャラクターで印象深いのは?

 死刑囚の中では、スペックがわかりやすく恐ろしさを見せてくれるキャラクターだと思います。容赦がないんですよ。地下闘技場の戦士、これまではルールがあるトーナメントで試合をしてきたんですけど、今回はルールなし。街中でいつ殴りかかってくるかわからないし、だまし討ち上等、なんでもありというのを死刑囚の各キャラクターが見せてくれるんです。その中でもスペックは印象的ですね。花山とスペックの戦いが魅力的で、お互いの強さや怖さを思い知らせてくれるので印象深いですね。何でもありという部分では、ドイルもですね。このマッシブなキャラクターが多い中では、クールでクレバーな面を魅せてくれるので。

−−そんな濃いキャラクターを演じているアフレコ現場の様子はいかがですか?

 お一人お一人と共演することはできても、なかなか皆さん揃うのが見られないような大先輩ばかりで、楽しくて仕方ないですね。収録がスムーズなので、ほぼ毎週飲みに行ってるんですけど、皆さん参加してくださって。先輩方も旧知の方がたくさんいらっしゃるので、すごく楽しそうにされているんです。僕としても、すごい演技を見ることが出来るし、すごくためになるお話から笑える馬鹿話までいろんな話を聞かせていただけるし、恵まれた幸せな現場だなと思いますね。

−−原作者の板垣先生とは、「AnimeJapan」でご一緒されていますが、印象はいかがでしたか?

 初めてお会いしたんですけど、想像していたよりずっと気さくな方でした。漫画の哲学に触れていると、勇次郎とまでいかないけど、すごい圧を放ち一言一言が格言のような方をイメージしてたので(笑)すごく緊張しましたが、とても気さくな方でした。お話しすると面白いしお茶目だし、だけど何気なく言った言葉がかっこよかったり芯があって、いい言葉だなって思ったり。内にある芯や人生哲学は見せないようにされていると思うんですけど、端々からそれを感じさせるという。やはりすごい先生だなと思いましたね。そしてすごく鍛えてらっしゃる! 体つきもすごいんですよ。原稿を書いて作業していて、疲れたら普通は休むじゃないですか。でも家にトレーニングマシンがあるらしくて、疲れたらトレーニングするらしいですよ、板垣先生の担当さん情報によると(笑)。本当にすごい先生だなと。エネルギー、バイタリティーに溢れてる、貪欲さがあるからこそ、すごい作品を生み出せるのだと思いました。つい最近、初めて収録を見にきてくださった時も、面白いお話や体験談を聞かせていただきました。PVなども見てくださっていて、「すごく良い」と言ってくださったので、嬉しかったですね。

−−「最凶死刑囚編」の見どころは?

 この「最凶死刑囚編」は、チーム戦なんですよね。刃牙たち最強の地下闘技場戦士と最凶死刑囚がぶつかるというところが、すごく面白いんですよ。原作の第1部「グラップラー刃牙」の「最大トーナメント編」では、1対1のトーナメントで盛り上がってたのですが、「最強死刑囚編」では「最大トーナメント編」で雌雄を決したモノノフたちが、チームを組んで戦うんです。しかも、対戦相手も世界中からとんでもない死刑囚が集まるというのが、すごくテンションが上がるんですよ。今回は個人戦でもあり団体戦でもあるというのが、すごく面白いですよね。だからいろいろな組み合わせの共戦だとか、リベンジだとか、すごく熱いし面白いです。キャラクターたちのバックボーンも見えてくるし、最凶死刑囚たちもひとり一人が濃いキャラクターなんですよ。もちろん、刃牙たちのチームも負けずに濃いんですけど、絵面自体が昨今のアニメ化作品では稀に見る濃さだと思います(笑)。みんな濃いし、熱いんです。だから結果、濃いし熱いし燃えるというのが、見どころですね。

――最後にメッセージをお願いします。

 夏アニメは、他にも泳ぐことに特化した筋肉が描かれるアニメもありますが(笑)、『バキ』ほど筋肉の大きさと量を持った作品はないと思います!ぜひ公式でも言っている「肉宴(バトル)」を堪能してください!

島崎信長

【しまざき・のぶなが】12月6日生まれ。宮城県出身。青二プロダクション所属。





〈アニメ『バキ』情報〉
NETFLIX 6月25日より 先行配信スタート
TOKYO MX1 7月1日より 毎週日曜 深夜0:30~
サンテレビ 7月1日より 毎週日曜 深夜1:00~
TVQ九州放送 7月2日より 毎週月曜 深夜3:00~
テレビ愛知 7月3日より 毎週火曜深夜2:05~
KBS京都 7月3日より 毎週火曜 深夜0:30~
北海道テレビ 7月7日より 毎週土曜 深夜2:35〜

<CAST>
範馬刃牙:島﨑信長
愚地独歩:菅生隆之
渋川剛気:島田敏
烈海王:小山力也
花山薫:江口拓也
ドリアン:銀河万丈
ドイル:子安武人
シコルスキー:津田健次郎
スペック:茶風林
柳龍光:二又一成

 <STAFF>
原作:板垣恵介
監督:平野俊貴
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:鈴木藤雄 
OPテーマ「BEASTFUL」 GRANRODEO
EDテーマ「RESOLVE」 田所あずさ

アニメ『バキ』公式サイト
http://baki-anime.jp

アニメ『バキ』公式Twitter
@baki_anime

©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会

 



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