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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章「嚆矢篇」Blu-ray&DVD発売記念! テレサ役として出演する神田沙也加さんにインタビュー

2017/3/26


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 2012年から劇場上映された『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編として、2017年2月25日より劇場上映された『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章「嚆矢篇」から、その力を得たものはあらゆる願いを叶えることができると、宇宙に伝えられていた伝説の女神・テレサを演じる神田沙也加さんに、テレサの印象やはじめて他の声優陣と同じ空間でアフレコをした感想などを伺った。

――本作への出演が決まったときの印象や周囲の反響というのはいかがでしたか?

 自分が生まれる前から親しまれている歴史ある作品ですし、ファンの皆さんのヤマト愛がものすごく深いと思います。私は今回の出演をきっかけにヤマトのことをちゃんと知ったので、新作ができるということはファンの皆さんからしてみたらどういう気持ちなのかな?というのは気になるところです。実際に出演が発表されたときの反響が今までにないくらい凄かったので、作品の力というものを強く感じました。

――具体的にはどのような反響だったんですか?

 ヤマトに出演するんだ~ということと、テレサという大事な役を任されましたねと言っていただくことが多かったです。第一章では少ししかしゃべっていないのですが、いろいろな物事のきっかけになったり、彼女の性質自体が特殊だったりするので……。アイコン的役割のキャラクターなんだなというのを周囲の反応からも知りました。

――テレサ役に決まったとき、最初に何をされましたか?

 決まったことは事務所で聞いたのですが、事務所の社長がすごく喜んでいて(笑)。はじめて見るテンションだったんですよ。私よりも社長が喜んでしまうくらい、いわゆるヤマト世代の方々に刺さる作品なので、その作品の中の一員になるということはそれだけ名誉なことなんだなと感じました。あとは当たり前ですけど、旧作の『ヤマト』シリーズを見たり、今まで出ているヤマト関連のものをチェックしたりしましたね。でも、気持ちを考えるというのは限度がある役だと思ったので、自分なりにやれたらいいなと思いながら、アフレコ当日はスタジオに向かいました。

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――『宇宙戦艦ヤマト』についての印象を教えてください。

 サウンドトラックも大ヒットして、『アナと雪の女王』のサウンドトラックが出るまでずっとアニメ映画1位だったというお話を聞いて、それだけの期間記録が破られていないというのは凄いなと思いました。アクションパートやヤマト視点での戦い、結末のありかたも当時は革新的と言われていて、ロボットアニメなどの礎であり始まりだったのかな?という感じがしました。

――テレサの第一印象と演じられての感想をお聞かせください。

 言葉や登場するシーンこそ少ないのですが、テレサは『2202』の世界を象徴する存在で、これまでのパッケージビジュアルをみてもテレサが登場するものが多いですし、とても大きなきっかけになったりする存在です。女神と聞くとぼんやりしたイメージだと思うのですが、全宇宙へ向けて祈りを捧げ続けていて、風貌もどこか母性を感じさせますし、一言では説明できない役柄ですね(笑)。『2202』のテレサに関しては情報がまだ少なくて私もこれからどうなるか分からないんですが、こうあって欲しいという理想像のようなものがある存在だと思います。今までの作品から汲むところは汲みつつ、最近の絵柄になって遷り変わってきたよい部分には馴染みつつ、新しく構築していくことが大事なのかなと思います。バランスをとっていこうと初回のアフレコを終えて思いました。

――役作りについてはどうですか?

 想像で補わなければならないところが非常に多くて、例えばプロットを読んだ時点で、明るい役や物静かな役ということがわかっていれば良いのですが、神様というのは身をもって体験できる役ではないので、第一声の説得力をどこまで持たせられるかを意識して演じさせていただきました。

――資料にこれが本当の声優デビュー作とありますが……?

 今までにも声優のお仕事をさせてもらっていたのですが、これまでは別録りと呼ばれる環境での収録で、先輩の皆さんと一緒に同じ空間で収録というのは、実は今回が初めてでした。そういう意味で新人の一人としてアフレコ現場の緊張感を味わったということがデビューという表現になっています。今になってというのは申し訳ない気持ちもあるのですが、一緒にアフレコをするのは一人で収録するのとは全然違うなと思いましたし、これを経験しないとこれ以上の声優としてのステップアップはないだろうなとも思っていたので、非常に良い機会をいただきました。

――そうそうたる役者陣に囲まれてのアフレコはいかがでしたか?

 考えれば考えるほど萎縮していくだけというのは分かっているので(笑)、ディレクションに対してすぐに演技を変えられる柔軟さなど、自分の中に少し余白というか余裕を持つことを心がけていました。大先輩だから演技の流れを止めてはいけないとか迷惑をかけちゃいけないとは思うのですが、同じ空間にいる限り同じ一員なんだという意味で、「リラックスしている、リラックスしている」と自分自身に言い聞かせていました。それでもまだ私は掛けあいがないので別空間のようなところはあるのですが、現場の迫力はすごかったですね。

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

 みなさん前作シリーズも収録されてきているので、マイク前を離れてもとても和やかな感じで、早くこのファミリー感に馴染みたいなと思いました。

――監督から何かアドバイスはありましたか?

 監督からは神々しい感じということと、今はまだ口が動いていない状態なので、間を気にせずにたっぷり目に演じて良いと言われました。そしてテストで大きめの抑揚をつけて演じてみたら引き算のお芝居を要求されたのが印象的でした。もっと余裕というか、達観しているとか、個人的な願いに寄りすぎると人間っぽくなってしまうからもっと遠いところにいる感じでお願いしますと言われました。嬉しかったのがAパートの収録が終わった後に「ずっと神田さんとご一緒したいと思っていたんです」と音響監督から言われて、きっと『アナと雪の女王』を観てそう思ってくださったのかなと思ったのですが「『アナと雪の女王』に先に出演されてしまって「やられた!と思ったんだよね」と仰っていて、『アナ雪』の前から知っていてくださって、お仕事をしたいと思ってくださったことが凄く嬉しかったです。

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――では、ヤマトの音楽の印象はいかがですか?

 主題歌は周りの大人がカラオケに行くと絶対に歌う曲というイメージがあります(笑)。それだけ誰もが知っていて、誰でも盛り上がれる曲だと思うんです。ほかにも今回『ヤマト』シリーズにはじめて携わった私でもテンションが上がるような音楽が使われているので、今までのファンの方にも「来た!来た!来た!」とこれまでの感覚で観ていただけると思います。

――テレサの曲もありますね。

 歌う機会があったらいいな(笑)。音楽的にも何か関われることができたらすごく嬉しいですね。

――好きなキャラクターはいますか?

 森雪さんが落ち着いた声色でテキパキと指示を出す場面というのは同じ空間で見ていて、こういう声を出せるようになりたいなと思いました。でも初回の収録時はテレサのことで頭がいっぱいで、好きなキャラクターを見つける余裕はなかったですね。次出てきたらメモしておきます(笑)。

――それでは、本作の見どころを教えてください。

 ビジュアルは時代とともに変化していますし、戦闘シーンやヤマトの描写も変わってきているのですが、往年のファンの方に観ていただいても凄く変わってしまったなとか、置いて行かれたなという感じはしないと思います。遡って観てもそう思うので、別物なってしまったんでしょと思わずに観ていただきたいですし、はじめて見る方にも臆せず入り口として入ってもらいたいと思います。また、アニメーションが進化したことによって、今どういう状況なのかがわかりやすくなるということもあると思うので、ぜひ先入観を持たずに入ってきていただければと思います。

――ヤマトの世界の地球の状況についてはどう思われますか?

 難しいですね……。そこに暮らす人達の営みがあって、それを、身を挺して救おうとする人たち、軍隊というものがどの時代にもあって、もしかしたら本当に宇宙で戦争になるような時代が来るかもしれませんし、壮大なテーマを描いているので時が経ってもまだ新しいし、こんな時代がくるかもという見方ができると思います。もちろん平和に越したことはないのですが、敵側の人たちにも大事な人がいるし守りたいものもあるだろうし、色々な角度から色々なドラマがあるというのは今も現代もアニメーションの中も変わらないものだと思うので、全世界で戦いというものがなくならないとしても、本作品のテーマである「愛」にクローズアップして描いていくことが大事になってくるのではないかなと思いました。

――テレサは「あらゆる願いを叶えることができると、宇宙に伝えられていた伝説の女神」という設定ですが、神田さんご自身が今、どんなことでも叶えてもらえるとしたら何を叶えてもらいたいですか?

 めちゃくちゃ踊れるようになりたいのと、めちゃくちゃうまく歌えるようになりたいです(笑)。飛びぬけて何かができる人になりたいんですよね。芸事に限らずですけど、これ!という何かにずばぬけた人になりたいです。ただ、今、お仕事させていただいていることで考えると、歌と踊りがうまくなりたいです。時間かけて会得するものを、今すぐに会得できるのであればうれしいなぁって(笑)。

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――ありがとうございました。最後に、作品を楽しみにしている皆様へメッセージをお願いします。

 ヤマトを観て人生が変わったという人が沢山いらっしゃると思います。最初にキャラクターの声を務められた方々もこの役柄はこういう使命を持って描かれたキャラクターだから、という自分の役目みたいなものを持ってやられていたと思うので、それを直接聞くことはできませんが、どこまで汲み取れるかというところが勝負になってくるのかなと思います。あとはテレサがどうなるのかわからないのですが、早く正面を向いて言葉を交わしたいです(笑)。

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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章「嚆矢篇」
Blu-ray & DVD第1巻 3月24日(金)発売

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第二章「発進篇」
6月24日(土)より劇場上映&Blu-ray特別限定版劇場販売&デジタルセル版配信 同時スタート!!

<「AnimeJapan 2017」ステージ情報>
3月26日(日)オープンステージ /Program4(14:00~14:40)宇宙戦艦ヤマト 2202 愛のトークショー
◇出演者:小野大輔(古代進役)、羽原信義(監督)、福井晴敏(シリーズ構成)
◇内 容:3月24日にBlu-ray&DVDの第1巻が発売される『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の魅力をメインスタッフ&キャストがお届けする愛のトークショー!

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』公式サイト
http://yamato2202.net/

(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会

 



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