【インタビュー】 TVアニメ『賭ケグルイ』徳武竜也インタビュー。10/13(金)に発売されるBlu-ray&DVD第1巻の見どころ解説も! | 超!アニメディア

【インタビュー】 TVアニメ『賭ケグルイ』徳武竜也インタビュー。10/13(金)に発売されるBlu-ray&DVD第1巻の見どころ解説も!

9月14日(木)に放送されたアニメディア公式番組「超!アニメディア(生)」に先日惜しまれながら最終回を迎えたTVアニメ『賭ケグルイ』に鈴井涼太役で出演していた徳武竜也が登場。番組では、ギャンブルが題材の本作にちなんで、 …

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 9月14日(木)に放送されたアニメディア公式番組「超!アニメディア(生)」に先日惜しまれながら最終回を迎えたTVアニメ『賭ケグルイ』に鈴井涼太役で出演していた徳武竜也が登場。番組では、ギャンブルが題材の本作にちなんで、アニメディア本誌掲載権を賭け、徳武が出演者と真剣勝負! 残念ながら結果は敗北となってしまったが、その奮闘ぶりをたたえ、超!アニメディアでSPインタビューをお届け! 演じた役柄についての他、10月13日(金)に発売されるBlu-ray&DVD第1巻の見どころも語ってもらっているので、ぜひチェックしてみよう!

ーー本作で鈴井涼太を演じた感想からお願いします。

 僕も結構小心者なところがあるので、ビビリの鈴井くんとはリンクするところがありました。普段から大きい音にすぐビックリするので(笑)。夏に弱ってるセミが道路に横たわっていて、近くを通ったら急に羽を震わせて音を立てることってあるじゃないですか。そういうときに「ヒッ!」って声が出てしまったり(笑)。でもただ驚いているだけじゃなくて、すさまじい経験をする中で成長している。その部分を自分の持っているものにプラスして演じていかなければならないと思って、表現の仕方をいろいろ考えました。

ーー演じる上で特にこだわった点について教えてください。

 驚いたときの息づかいです。普段息づかいってそこまで意識していないこともあって、バリエーションがそんなにないので、日常生活の中でいろんな人の驚き方や息づかいの仕方を見て「こんな息づかいがあったのか」と、自分の中に記憶させていくのが大変でした。毎回同じ感じになってしまわないように気を付けていましたね。ずーっと息の芝居を家でやったりもしました(笑)。

ーー細かな息づかい一つでその人の心情や置かれている状態が分かってしまいますからね。そんな手に汗握る心理戦が終始描かれる本作ですが、収録現場の雰囲気はいかがでしたか?

 収録中は空気がピンと張りつめていました。ギャンブルを通して、毎回追いつめる人、追いつめられる人が変わっていくお話なので、役者さんごとに異なる追いつめ方、追いつめられ方の演技がすごかったです。ちょっと前までドヤ顏をしていたかと思ったら、次の瞬間には追いつめられてたりとか、めまぐるしい変化のやりとりが、一緒にやっていてもそうですし、見ていてもこの作品じゃなきゃ見られないものだなと思って面白かったです。僕は今回が初めてのTVアニメシリーズでのレギュラー役だったので、その緊張もあって、毎回帰り道はヘトヘトでした(笑)。自分が演じてないときでもすごく疲れるんです。それくらい皆さんが引き込まれるお芝居をされていたんだなと思います。思わず冷や汗が出てくるくらいの気迫がすごかったですね。でもOKの声がかかると、わちゃっと和やかな雰囲気になるんですよ。原作を毎回現場に持って行っていたので、収録の合間は、「●巻の●●読んだ?」「ちょっと読ませて~」とか視聴者の立場で話をしたり。あと、豆生田楓役の杉田(智和)さんがご自分の演じるキャラがカットインする瞬間を「カッ!」っておっしゃってから演技されるので、それを見てみんなが爆笑したり。杉田さんはムードメーカーになってくださって、よく場を和ませてくださっていました。僕は緊張しいなので、4話くらいまでおとなしかったんですけど、収録が進んで、オンエアも始まると、自然とだんだん話せるようになっていきました。作中の涼太の「ポチ」というポジションを利用して、「ポチなので、全部やりまーす!」って言ったりもしてました(笑)。

ーー作中で印象に残っているシーンはありますか?

 11話の最後で夢子と(桃喰綺羅莉)会長が同時に、「すべてを賭けたギャンブルを」って言うシーンがあったんですけど、テストの段階から、鳥肌がとまらなくなりました。目の前に早見さんと沢城(みゆき)さんがいて、お二人で声を合わせた瞬間に軽くイスから飛ぶくらい「うわ!」ってなるほどの気迫がすごかったです。「せーの」とか言わなくてもぴったり声が揃っていて、お二人が夢子と会長に見事に入り込んでいらっしゃって。11話までいろんなやりとりがあった上でのあのセリフだったので、ゾクゾクしましたね。鈴井くんとしてもこれまでいろんな人のギャンブルを見てきて、他人事とは思えないところがあったんだろうなと思います。鈴井くんが出ているシーンだと、7話の夢子と(生志摩)妄とESPゲームで戦う回で、最後の方で鈴井くんがどうしたらいいか分からない中で選択を迫られているところです。自分がもし変な手を打ってしまったら夢子が死んじゃうって中で、鈴井くんがどうしていいか分からないってことを夢子は分かってくれてると、彼は賭けていたと思うんです。だからこそ、最後に夢子に「どうしてあの手を打ったの?」って聞かれたときに、言いよどみながらもちゃんと彼なりに理由を話したわけで。そんな鈴井くんの正直さに夢子もより惹かれたんだと思います。夢子たちがギャンブルする姿を見て「常人には理解できるものじゃない」って思ってるけど、彼にもちゃんと賭けてるところがあるのが見えたというか。あの時点で彼も十分に“賭ケグルイ”だったんじゃないかなと思うシーンで印象深かったです。

ーーそんな夢子みたいな女の子がもし身近にいたら?

 なかなかいないでしょうし、いたら怖い(笑)。もし身近にいたとしても近づかないんじゃないかな。鈴井くんみたいに訳が分からないけどついていけるってすごいなって思うんです。普通訳が分からないと怖いじゃないですか。でも彼は訳が分からないからこそ夢子といる、というところがあるので。ミステリアスで自分とはまったく考え方の違うところに興味を持つかなとは思いますが、お金が動くのは勘弁してほしいです(笑)。

ーー(笑)。夢子の他にもたくさんの個性的な女性キャラクターが登場する本作ですが、推しキャラを一人挙げるとしたら?

 鈴井くんとずっと一緒にいる夢子はもちろん、そこに正義感なのか野心なのかでついてくる早乙女(芽亜里)や、夢子とはまた違った感じに狂気な妄といろいろ気になる存在はいるんですが…(笑)、最終的に行き着くのは(皇)伊月ちゃんなんですよね。野心もあるし、頭もいいし、相手をうまく引っ掛けられた時の表情が子どもっぽいというか、「やった!」って顔をするところが素直な子なんだろうなと思って、いいなと。あとは僕がオモチャ好きなので、トイメーカーの社長令嬢っていうところも素敵だと思います(笑)。

ーー徳武さん自身は伊月のように思っていることが顔に出るタイプですか?

 焦りとか緊張とか「やっちゃった!」って表情があんまり見えないみたいで、昔からよく「ポーカーフェイスだね」と言われます。でも僕自身はそうは思ってなくて、むしろすぐに顔に出ちゃうから恥ずかしいなと思ってるぐらいなんです。完全に隠しきれるならカッコイイんですけど、どこかにじみ出てしまうからそれが恥ずかしい(笑)。この作品でいうと、みんなポーカーフェイスだから逆に素直すぎる反応をする人が出てくると「これは演技なのか?」って考え出して、面白くなるんじゃないかと思います。ポーカーフェイス対ノーポーカーフェイスの戦いを見てみたいですね!

ーーいろんな種類のギャンブルが作中には登場しますが、気になったものはありましたか?

 伊月ちゃんとの対決でやった「ダブル神経衰弱」を実際にやってみたんですけど、1枚も当たらなくて、ただただ最後片付けが大変でした(笑)。あと面白そうだなと思ったのは「2枚インディアンポーカー」。イベントでもインディアンポーカーはやらせていただいたので、さらに大人数でやるのも楽しいんじゃないかなと思いました。ただESPゲームだけは嫌です、命がかかってしまうので!(笑)そういえば昔からトランプは好きで結構やっていましたね。旅行先じゃなくても、家で暇なときに仲間内で「トランプやろうぜ!」ってなってよくやってます。トランプをイジっているだけで楽しいです。一人で位置を移動して2役やりながらババ抜きをやったこともあるくらい好きです(笑)。トランプってシンプルなものから難しいものまでいろいろな遊びができるから楽しいんですよね。高校生の頃は休み時間はずーっと仲間内で大富豪をやっていました。高校の思い出といえばトランプです(笑)。でもそう考えると「賭ケグルイ」で昼休みにトランプしているのも別に普通だなと思えてきたり…もちろんお金は賭けてないですけど(笑)。

ーー10月13日には早くも本作のBlu-ray&DVD第1巻が発売されます。ずばり見どころを教えてください。

 特典映像として、原作の巻末についている「メイド喫茶 百花王」というのがついに映像化しているんですが、これがとにかくすごいです! 本編とは180度違っていて、とんでもないものを飲まされたり、普通のメニューを頼もうとしたら投げ飛ばされたりと、「賭ケグルイ」がもしギャグアニメになったらそりゃ鈴井くんは振り回されるよねって感じなものに仕上がっています(笑)。今後発売されるDVDの特典では、夢子たちだけではなく、生徒会メンバーのはっちゃけ具合も描かれていくので、そこもぜひ見ていただきたいです。この特典映像と本編を結びつけて見ていただくと、本編がほのぼの見られるんじゃないかというくらいすごいので(笑)。原作でも十分すごいんですが、それが映像でキャラクターたちが動くことによってさらにすごくなっているので、ぜひ注目していただければと思います!

<Blu-ray&DVD『賭ケグルイ 1』情報>
賭ケグルイ Blu-ray & DVD 1
2017年10月13日(金)発売
◆Blu-ray/品番:EYXA-11508/金額:7,560円(税込)
◆DVD/品番:EYBA-11507/金額:6,480円(税込)

【収録内容】(Blu-ray、DVD共通)
第1話「蛇喰夢子という女」
第2話「つまんない女」

【初回生産特典】(Blu-ray、DVD共通)
・原作尚村透描き下ろし三方背ケース
・イベント優先先行受付申込券(開催:2018年1月6日)

【毎回特典】
・キャラクターデザイン秋田学描き下ろしジャケット
・ピクチャーレーベル
・映像特典:ピクチャードラマ「メイド喫茶百花王」
・音声特典:特別番組「第1話振り返り放送スペシャル」(出演:早見沙織、田中美海、徳武竜也)
※8/5(土)にTOKYO MXほかにて放送されたものと同一の内容になります。
収録分数:本編約49分+約2分/音声:リニアPCM(特典一部Dolby Digital)/映像:1920×1080p

※商品仕様は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

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<TVアニメ『賭ケグルイ』情報> 
【STAFF】 
原作:河本ほむら・尚村 透 (掲載 月刊「ガンガンJOKER」 スクウェア・エニックス刊)
監督:林 祐一郎 
シリーズ構成:小林靖子 
キャラクターデザイン:秋田 学 
美術監督:松田春香・野村正信 
色彩設計:鎌田千賀子 
CGIディレクター:申 在勲 
撮影監督:柳田貴志 
編集:廣瀬清志 
音響監督:藤田亜紀子 
音響制作:HALF H・P STUDIO 
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND 
制作:MAPPA

【CAST】 
蛇喰夢子 :早見沙織 
早乙女芽亜里 :田中美海 
鈴井涼太 :徳武竜也 
皇 伊月 :若井友希 
西洞院百合子 :奈波果林 
生志摩 妄 :伊瀬茉莉也 
夢見弖ユメミ :芹澤 優 
豆生田 楓 :杉田智和 
黄泉月るな :鵜殿麻由 
五十嵐清華 :福原綾香 
桃喰綺羅莉 :沢城みゆき 

 

アニメ公式サイト 
http://kakegurui-anime.com/

公式Twitter 
@kakegurui_anime

©2017Homura Kawamoto・Toru Naomura/SQUARE ENIX
©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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