小沼将太、小笠原健、橘龍丸が公演中に語ったこととは? 舞台『イケメン戦国 THE STAGE~真田幸村編~』メインキャストに独占インタビュー | 超!アニメディア

小沼将太、小笠原健、橘龍丸が公演中に語ったこととは? 舞台『イケメン戦国 THE STAGE~真田幸村編~』メインキャストに独占インタビュー

2017年4月19日から東京・博品館劇場で舞台『イケメン戦国 THE STAGE~真田幸村編~』が上演中だ。本作は、株式会社サイバードが提供する、累計会員数1,500万人を誇る女性向け恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」の人 …

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 2017年4月19日から東京・博品館劇場で舞台『イケメン戦国 THE STAGE~真田幸村編~』が上演中だ。本作は、株式会社サイバードが提供する、累計会員数1,500万人を誇る女性向け恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」の人気タイトル『イケメン戦国◆時をかける恋』の舞台化作品。

 舞台版では原作の世界観を基調にしつつ、登場キャラクターのなかでも真田幸村をピックアップしている。

 いよいよ明日、千秋楽を迎える本公演に出演の小沼将太さん(真田幸村役)、小笠原健さん(織田信長役)、橘龍丸さん(上杉謙信役)に、公演の合間を縫って独占インタビュー。本公演の感想や公演中だからこそ話せること、見どころなどさまざまな話をうかがった。

――千秋楽まで残り2日となっておりますが、現時点までの公演を終えての感想をお聞かせください。

小沼将太さん(真田幸村役/以下、小沼):一人一人怪我がないようにやっていくのがこの舞台の目標だったのですが、今のところ、怪我をした人はいないので、このままメンバーが誰一人かけることなく、最後までやっていきたいですね。というのもアクションシーンが多く、気持ちが自然と上がるんですよ。上がりすぎて、相手に当たってしまって怪我をする……なんてことがないようにしたいんですよ。熱い舞台ですから、気持ちが上がりすぎないようにがんばりたいですね。

小笠原健さん(織田信長役/以下、小笠原):アプリゲームの人気作ということで、お客さんの期待値もすごく高いと思うんです。その分、舞台を見に来た人全員に「楽しかった」と思ってもらえるような作品にしたくて、稽古のときから気持ちを一つにしてやってきました。ですので、見に来た方はキャラクターやキャストに恋をしたり、殺陣がすごかった、歌がよかった、とさまざまな角度から楽しんでもらえたらいいなと思っています。

橘龍丸さん(上杉謙信役/以下、橘):わかりやすいエンターテイメントとして、殺陣、歌、お芝居がありますし、僕はお客さんに必ず楽しんでもらえるだろうと思って作ってきました。ですので、カーテンコールでお客さんの笑顔が見えたのですごく安心しています。とはいえ、気を抜かず、千秋楽まで気合を入れて、クオリティアップを目指してがんばりたいです。

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――女性向け恋愛ゲームを原作にしていますが、恋愛要素だけではなく、各陣営ごとの仲のよさやライバル同士の友情なども描かれていて見どころも多いです。

:織田軍は織田軍で主従関係の厳しさが見えますし、武田・上杉軍は織田軍とは違う主従関係があります。武将一人一人をピックアップすれば、それぞれに言葉は交わさずとも目だけで合図しあって戦場に行くみたいな場面もありますし、全体通して見どころが多いと思います。

小沼:稽古がはじまって、演出家の宮城陽亮さんと話したときに、「2.5次元は2.5次元だけど、生身の人間がやっている熱量を届けたい」とおっしゃっていまして。生身の人間が個々に持つ熱さが今回の舞台では出ていると思います。

――それぞれに見せ場も多いと思いますが、ご自身が思う見どころ、注目ポイントは?

小沼:幸村はヒロインである水崎舞との恋愛が主軸になっていますし、大事に演じていますのでそこは見てほしいです。もちろん、殺陣も注目ポイントです。

小笠原:確かにね。幸村と舞ちゃんの恋愛のシーンって稽古場で見ていても素敵で……。だからこそ、それを引き立たせるために、今回は武田軍がメインで、僕たち織田軍が悪みたいなポジションなんです。そういう見せ方をした方が作品的におもしろいでしょう? こういう作品での織田信長ってカリスマ性があって、じつは民を想ういい人、という立ち位置だと思いますけど、それをあえて抑えています。すべて将太のためです。

一同:笑

小沼:そういうことはいいですって!(笑)

小笠原:将太の立ち回りが引き立つために、あえて悪い人っぽくやっていますので、「あえて」という部分を見てほしいです。まぁ舞台はメインが立ってこそ、ですからね。でも本当に舞ちゃんとの恋愛シーンはいいんですよ。僕にはできないなと思いますた。あと、織田軍のチームワークがすごくいいです。キャラクターとしてだけではなく、役者たちの目も輝いていますので、いい仲間に恵まれたなと思ってやっています。

:おがけんさん(小笠原さん)が僕らを引き立たせてくださるので、おがけんさんがおっしゃるようにそこにぜひ注目してほしいです。僕たちはおがけんさんに支えられてここまで来れましたので……。

小笠原:なんかオレが言わせてるみたいじゃん!(笑)

:(笑)。織田軍がいなかったら武田軍が成り立ちませんからね。軍として対峙するところ、それぞれの心境、引けない思い。どちらの軍も悪いわけではなく、それぞれに民を思うがゆえの行動で、目指しているものは同じなのに方向性が違うだけなんです。そういった軍としての思いはもちろん、キャラクターがきちんと立っているので、個々も見てほしいです。お芝居をしているときだけではなく殺陣の最中もドラマがあって、普段は言い合っているのにいざというときにはその背中を守ってあげる、とかただかっこいいだけの殺陣ではないので。

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――今回は「真田幸村編」ですが、もし「織田信長編」が舞台で描かれることがあれば、また見え方も変わりますよね。

小笠原:そんな機会があればいいですね。楽しみです。

小沼:そのときは僕が悪になればいいんですよね?

小笠原:もしくは将太が織田信長をやる。

小沼:いやいや、それはおかしいでしょ(笑)。

:おがけんさんの後に信長をやるのか~大変そう(笑)。

小笠原:そしたらオレが幸村やって将太を引き立てるから!

一同:笑

小沼:っていうね(笑)、冗談を言い合えるようないい仲間が集まっています。今回、僕は初主演で、座長としてメンバーをまとめることがうまくできたとは思っていないのですが、そこを支えてくれるのが周りのみなさんなので、稽古をしている1か月間はとても助けられたなと思います。

――稽古中、「こんな出来事があった」というようなエピソードはありますか?

小沼:個々が持っているやりたいことが多いので、演出家の方と話しあう機会が多かったです。クリエイティブなことを考えるメンバーが多かったことが印象深いですね。いい作品にしよう、という気持ちの強い方が多かったので。

小笠原:武将が11人もいるのでそこに目が行きがちですが、今回、初舞台の若い子(JB アナザーズ)もいますし、アクションのスペシャリストの方(福地慎太郎さん、工藤博樹さん、芹澤良さん、岡本祐介さん)も剣舞衆として入ってくれて、陰で支えてくださり、いい舞台にしてくださっています。舞台上ではスポットライトが当たらないかもしれませんが、みなさん含めてカンパニーなので、そういう人たちにも目を向けてほしいです。JB アナザーズの子たちは何でも吸収しようとがんばる子たちばかりなので、これからが楽しみですし、僕もそれに負けないようにがんばりたいです。

:ハートが熱いメンバーばかりなので、お互いにああでもないこうでもないと話しあいながら作り上げる舞台だなと思います。とはいえ、役者は役者で譲れないもの、演出家の方も演出を担当する立場として譲れないもの、それぞれにあったので、かなり本音をぶつけあいながらの稽古場でしたね。それは舞台を作るうえでなかなか難しいやりとりなので、このメンバーだからこそできたと言いますか……一緒のカンパニーでよかったなと思います。スタートはばらけていたかもしれませんが、そこから一つのゴールに向かって一緒に進んでいくのがよくて、とてもあたたかい稽古場でした。

――お話は変わって、もし、ご自身がヒロインと同じようにタイムスリップしてしまったら、どの武将と恋に落ちたいと思いますか?

小沼:僕は伊達政宗かなぁ。この作品での政宗ってSっ気が強い感じで破天荒な人じゃないですか。僕、振り回されたいので政宗がいいです。

小笠原:僕は優しい人が好きなので武田信玄かなぁ。でも、今ここにはいないから上杉謙信にしようかな?

:謙信は優しさがすぎる危ない人ですよ?

小笠原:そうなの? え~でも優しい人がいいので、優しい武将でお願いします(笑)。

:僕は自分がやっているからというわけではないですが、謙信がいいです。彼はすごい束縛する人で、怖い部分もありますけど、僕は自分だけを一番に見てほしいタイプなので、どうせなら謙信にがっつりと愛してほしいです。

小笠原:キャラクターとしては謙信が一番人気なんですよね?(※イケメンシリーズのキャラクター人気投票「『イケメン頂上決定戦2017』~イケメンシリーズ総選挙~」にて上杉謙信が1位を獲得) ということは、束縛してほしい女性が多いのかなぁ(笑)。

――残りの公演もわずかですが、パッケージ化も決まっております。劇場、そしてご自宅で観覧を楽しみにしているファンへメッセージをお願いいたします。

小沼:残りわずかではありますが、ここで止まることなく、もっとやるべきことも公演中に見つかっています。一度見て楽しんだという方も次にいらしたときには何かが変わっているかもしれませんので、もしまだチケットを購入できるような状態でしたら、ぜひ残りの公演にも足を運んでほしいです。何がよくなったのか、ぜひ見てほしいですし、ご来場いただくのが難しい方にはDVDをぜひ手に取ってほしいですね。

小笠原:まずは「真田幸村編」を無事に、そして大成功で終わらせて、今後の展開につながればいいなと思います。他の役者からも「自分もイケメン戦国の舞台に出たい」と思ってもらえるような舞台になって、広くいろいろな人に愛されて、望まれる作品に成長していけるよう尽力していきたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします。

:みなさんに楽しんでもらえるように、必死にがんばっております。まずは劇場に足を運んで、舞台を楽しんでいただければと思います。

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<『イケメン戦国 THE STAGE ~真田幸村編~』概要>
■公演日程/場所:2017年4月19日(水)~4月23日(日)@博品館劇場
■原作:CYBIRD「イケメン戦国◆時をかける恋」
■主催:イケメン戦国 THE STAGE 製作委員会

真田幸村:小沼将太
織田信長:小笠原健
伊達政宗:川隅美慎
上杉謙信:橘 龍丸
顕如:鷹松宏一
明智光秀:瀬戸祐介
石田三成:天野眞隆
徳川家康:杉山真宏(JB アナザーズ)

武田信玄:上田堪大
豊臣秀吉:緑川 睦
猿飛佐助:早乙女じょうじ

水崎舞:早乃香織

黒田歩夢(JB アナザーズ)
和田将吾(JB アナザーズ)
田中那智(JB アナザーズ)
財前優一(JB アナザーズ)

福地慎太郎
工藤博樹
芹澤 良
岡本祐介

『イケメン戦国 THE STAGE ~真田幸村編~』公式サイト
http://legendstage.co.jp/ikemen-sengoku/

『イケメン戦国 THE STAGE ~真田幸村編~』公式ツイッター
https://twitter.com/LSikemensengoku

(C)2015 CYBIRD (C) 2017 イケメン戦国 THE STAGE 製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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