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特集

アニメ『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』第2章がいよいよ公開へ! ミシディア役の今井麻美がその魅力を熱く語る!!

2017/1/13


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 2017年1月14日から2週間限定で劇場上映される作品『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』第2章。今回、本作の主人公・ユーリ(CV:石田彰)が所属する義勇軍の初期メンバー・ミシディアを演じる今井麻美さんにインタビュー。作品の魅力から、自身もプレイしているゲームの魅力、そして1人で50役を務めるようなゲームだからこそ巻き起こった「不思議な舞台裏」などについて熱く語ってもらった。

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 2013年にサービスが開始され、2016年11月には総勢約800名のキャラクターが登場する第3部がスタートした人気のスマートフォン向けRPGゲーム『チェインクロニクル』(通称『チェンクロ』)。その待望のアニメ化作品『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』の第2章が、2017年1月14日から2週間限定で劇場上映される。

 今回、本作の主人公・ユーリ(CV:石田彰)が所属する義勇軍の初期メンバー・ミシディアを演じる今井麻美さんにインタビュー。本作の魅力から、自身もプレイしているゲームの魅力、そして1人で50役を務めるようなゲームだからこそ巻き起こった「不思議な舞台裏」などについて熱く語ってもらった。

●出演決定の話は大坪由佳による「リーク」で知る!

――『チェインクロニクル』のアニメ化が決定してみて、いかがでしたか?

 先にゲームの方にキャストとして参加させていただいていたので、アニメ化と聞いたときはちょっと寂しくもありました。というのも私も、よく一緒に話していたラジオのメンバーも、出てくる話数がゲームの2部以降だったので、きっと私たちが登場するところまではたどりつかないだろうし、「2部まで行くには54話くらいやってもらわないと!」と冗談交じりに言っていたので(笑)。でも、『チェンクロ』のゲーム自体がすごく好きだったので、どんな感じでどこをどういう風に描くのかなというワクワク感はありましたし、自分はファンとして楽しんでいるという感覚でいたんです。ところが、フタを開けてみたらありがたいことに役者としても役を与えていただきまして。しかも今回は義勇軍のなかのミシディアという役だったので、責任重大だなと。それまでは、ちょっと他人事みたいな感じで「アニメ! アニメ! イエーイ!!」みたいな感じで内田彩ちゃんと話していたので、その落差が(苦笑)。

――ミシディアとして出演が決定した時の気持ちはいかがでしたか?

 ミシディア役として出演するらしいと聞いたのが、同じ『せがあぷラジオ』のパーソナリティーをしている同じ事務所の大坪由佳ちゃんからだったんですよ。由佳ちゃんとりえしょん(村川梨衣)の2人がラジオでコーナーをやっているので、まずは、「私たちはキキとロロらしいですよ」と教えてくれて(※ゲームでは、キキもロロもCVを担当するのは内田真礼さん)。「キキとロロやるの!? えっ、じゃあ私、出るのかな?」みたいな感じで話したら、「今井さん、ミシディアらしいですよ」と。私と同じように、内田彩ちゃんも「私、何の役なんだろうワクワク……えっ? マリナーーーー!?」みたいな感じだったらしくて(※ゲームではマリナのCVを担当するのは佐倉綾音さん)。マリナ役だという話を聞いてから、彩さんに会ったら目が泳いでいましたもん。まぁ、ゲームでは1人の声優が何役も担当していましたし、元々のオリジナルキャストでアニメ化したら、石田彰さんと小岩井ことりちゃんと佐倉綾音ちゃんと内田真礼ちゃんと柳田淳一くんのアニメになっちゃいますから(笑)。

――それでは今井さんが演じるミシディアというキャラクターについて教えてください。

 混沌とした世界を自分たちの力で正していこうとするために集まった“義勇軍”の初期メンバーで、出会いの一つ一つを大事にして戦ってきた1人です。チームの中では弓を使って攻撃したり、他のメンバーが最前線で戦っているなか、後ろからサポートしたりという立ち位置で、年齢的にも少し上なこともあって、みんなのいいお姉ちゃんみたいな存在の人ですね。元々、ゲームでは内田真礼ちゃんがミシディアを演じていましたけど、アニメではピリカ役を彼女が担当することになり、さすがに義勇軍のなかで“ピリカ”と“ミシディア”というキャラクターを1人2役やったら、不思議なことになってしまうこともあり、私にお話をいただき、引き受けさせていただくことになりまして。すごくうれしかったですね。

――ミシディアを演じるうえで意識したことはありますか?

『チェンクロ』って、それぞれのキャラクターボイスは今まで2ワードくらいしかなかったんです。ミシディアも4ワードくらいしかなかったので、その4ワードを死ぬほど繰り返して聞きました。家で真似しました(笑)。でも、だからといって、物真似に集中してしまったら私がやらせていただく意味がないので、義勇軍のメンバーでチームを組んで、ずーっと必殺技を聞きながらゲームをやっていました。必殺技を聞くたびにどんどん妄想がふくらんでいくので、姉御肌らしさを残しつつ、ちょっとまったりとしゃべる雰囲気も取り入れつつ、私なりのミシディアになれるようにと思いながらやりました。ですので、アニメ版のミシディアとしていい感じで呼吸してくれたらいいなかと思いながら演じましたね。

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●“本家”との共演で不安がよぎるアフレコ

――アフレコ現場の様子はいかがでしたか?

 スタジオのイスが足りなくなるくらい大勢の方が毎回、収録現場にいらしてましたけど、私が気になったのは真礼ちゃんのことです。だって本家のミシディアが同じスタジオにいるんですもん。本家がどう思っているんだろうなぁって。詳しくは聞けませんでしたけど、「私のミシディアじゃない! と思っていたらどうしよう……」という考えを早いうちに封印して、先ほどもお話したように私なりのミシディアになれるようにと思ってアフレコしました。アニメになって一役に集中してやることになりましたし、それまで複数の役をやっていたみなさんはどう思っていたのか、気になります。柳田くんは「これ、僕がやってたんですよ!」なんて気軽に言っていましたけど、真礼ちゃんが、私の演じるミシディアをどう思っていたのか、確認しないままここまで来ちゃいましたからね。でも、これは一生封印していきたいです。できればインタビューでも聞かないでほしいです(笑)。

――気にはなりつつも、あまり気にかけずに演じたと。

 そうですね。全員、キャストが変わるとか一部のキャストが変わるということはあるんですけど、「本家がいたまま変わる」ということは、普通あまりないので。こんな不思議な経験はめったにないので、新しい形のアニメ化だなと思いました。豊永利行さんが演じていたカインなんて、演じる役者の性別まで変わっちゃったので(笑)。だって、もともとミシディアもカインも真礼ちゃんが演じていましたから。そういえば、豊永さんと一緒に舞台挨拶をさせていただいたときに役についてお話させていただいたのですが、お互い、「不安に思っていたよね」、「だよね」と。すごく貴重な体験をさせてもらったなと思いました。

――完成した第1章をご覧になっていかがでしたか?

 スタッフさんの体力が心配でした(笑)。いい意味で「やったな」と。「このクオリティで最後まで走りきるぞ」という“宣誓書”みたいなものを第1話で感じましたもん。第1章のアニメのアフレコは、TVアニメでいうと約4話分が入っていたんですけど、細かいところまで書き込みがしっかりとされていて、きっとギリギリまでもがいていらっしゃったんだろうと感じるくらいの熱意を感じました。そういう熱意って周囲に伝播していくと思うんですよ。どこかだけが頑張っていても作品作りってうまくいかないのかなと思うところがあって、特に『チェンクロ』は“絆の物語”というのがベースにあるので、台本を読んだとき、脚本を考えた方の苦労を考えただけでも、夜も眠れないくらい大変だったろうなと。アフレコ現場はそういう話題で持ちきりだったんですよ。「これをまとめ上げるのにどれだけ会議を重ねたんだろう」とか、「本当は描きたいものをどれだけ歯を食いしばって手放したんだろう」とか。そういう潔さみたいなのも台本を読んだだけでも感じましたし、それが演者側にも伝わってきたので、アフレコ現場にもいい空気が流れていたと思います。いい作品にかかわることができてラッキーだなと思いました。第1章は、不安な感じで終わっちゃうんですけど、あの不安感はたぶん、ハッピーエンドで終わってほしいという欲求があるからだと思うんですよね……。まだ第2章以降の完成品は見ていないので、早く見たいなと思いました。

――ファンとして第2章に期待しているところはどこですか?

 今回の『チェンクロ』はトップに立つものの“孤独との戦い”がテーマだと思っています。この世界は人間が生きていく上で自然と取捨選択している世界なのかなと思っていて、第2章のチラシに“光か闇か”と書いてあるんですけど、自分が何かイイことをしたとき、“光”を掴んだと思うし、自分が嫌いだなと思うようなことをしてしまったとき、“闇”に落ちたなと思うと思うんです。そういうところを「ギリギリまで描こうとしてやがる」と(笑)。国のリーダーのなかには、過激な人もいれば保守の人もいて、極端な人がすごく増えてきている世の中になっているなと思うんです。それこそ“黒の王”なんて、一見、「悪い人が世の中を滅ぼしてしまっても構わないんだ」と言っているように見えますけど、第1章では、「いや、僕たちは生きているんだから、その世界を守りたい」というところからはじまっていて。ひょっとしたら、黒の王も、いいとか悪いとかでは片付けられないものがあるんじゃないかなと。例えば、ユーリたちが第2章で敗北して、“黒の王”が世界を牛耳って、全員が闇に飲まれて……という展開も、それはそれでアリなんじゃないかなと思うんですよね。私たちが義勇軍にいるから、「あれはダメだ! 排除しなきゃ!」と思っていますけど、その流れを受け入れていくことも、対極的な見方によっては良し悪しで測れない部分もあるのかも、と。そういう人間ドラマの部分が根底にガッツリありつつ、いわゆる物語として気軽な気持ちで見た人も「かっこいい! 負けるな! どうなっちゃうの!?」という純粋な気持ちでも楽しめると思います。
 この戦いはどういう風に描かれるんだろう、というおもしろさと、各々の立場や、光がいいのか闇がいいのか、正義が勝つべきなのか、正義とは一体何なのか、という哲学的な部分も並行して感じることが出来る作品になっているなと思いました。見ている人が描いているもの以外のところをどんどん想像していってしまう作品ってあると思うんですけど、『チェンクロ』はそこに足を踏み入れているなと、思っちゃいました。

●いいエッセンスになっているショートアニメ

――アニメの最後に「チェンクロ学園」というものがあるそうですが……。

 アニメを明るく楽しく見たいという人にとっては、『チェンクロ』ってすごく重たいなと思われるかもしれないんですけど、そこにまさかの「チェンクロ学園」! 度肝を抜かれました、私たち演者も(笑)。本編で黒の王とユーリが戦い、気持ちがずーんと沈むんですけど、そこにちっちゃい黒の王とちっちゃいエイレヌスがずーっとわけのわからないことをギャーギャー言ってる「バカショートアニメ」の「チェンクロ学園」があって(笑)。「チェンクロ学園」のアフレコをしていたときに、エイレヌス役の沼倉愛美ちゃんが「え、これ1話につくんですよね? この後、どんなにかっこいいこと言っても全部笑われるやつじゃん!」って言っていたことが今でも忘れられません(笑)。禁じ手って思うくらいのバランスのとり方なんですもん。本編でいろんなことを考えさせられたあとに、「まーまー深く考えるのはやめとこうよ」って、元凶のキャラクターが言うんですよ? 最高ですよ!(笑) 救われた気持ちになりましたね。

――そんな大好きな『チェンクロ』の世界に、もし今井さんが入ったら何をしてみたいですか?

 私、運動音痴なので前線に戦いに行くのは無理だと思うんです。だからできれば、他異界とかの南の島でカニとか魚人とかと平穏に暮らしたいです(笑)。「世界は今、大変らしいね~」くらいの、ちょっと世間ズレした立場で生きていたいです。世の中の「光」をつかむのはユーリたちに任せて、「あれ? 急に空が曇ったけど……」と、ふんわりとした立場でいたいですね。人任せで申し訳ないんですけど(笑)。

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――ありがとうございました。では、最後に『チェインクロニクル』のファンの方にメッセージをお願いします。

『チェインクロニクル』は、この手のタワーディフェンス型のゲームとして第一線を、もう3年も走り続けてると思うんですけど、飽くなき探究心というか、2016年の終わりに『チェインクロニクル3』として新たなる物語をスタートさせていて、驚かされることばかりです。ストーリーが1回終わって、新しいものを作るとなったとき、どうしても足していくことしかできないと思うんですが、それを根本の考え方からガラッと変えてしまおうという決断力が、いちプレイヤーである私としても心地いいです。

 モノづくりは受け取り手ときちんとキャッチボールが出来ていないと長く続かないと私は思っていて、特にネットでつながって出来るゲームは一回でも裏切ってしまうと、お客さんがすぐ離れていってしまうと思うんです。それに対して、『チェインクロニクル』は“いい裏切り”をたくさんしてくれて、みんなを惹きつけるゲームを作り続けています。その裾野を広げてくれるであろうアニメーションを、これだけの規模・これだけのスタッフさんが、血と汗と涙と時間と体力を注ぎ込んで作ってくれました。今でこそ知名度が高くなりましたけど、より多くの方に知っていただきたいなと、声を大にして言いたくなるようないいものが出来ました。小さなお子様でも楽しめると思いますし、大人にとっても胸を突き刺すようなセリフもありますので、どんな視点で見ても恥ずかしくないものに仕上がったと思います。ぜひ劇場に足を運んでいただいて、応援していただけたらうれしいです。

アニメ『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』
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■上映スケジュール(2週間限定上映)
第1章 2016年12月3日~
第2章 2017年1月14日~
第3章 2017年2月11日~

■放送スケジュール
ABC朝日放送/1月7日より毎週(土)26:29~
TOKYO MX/1月8日より毎週(日)22:30~
テレビ愛知/1月8日より毎週(日)26:35~
TVQ/1月10日より毎週(火)26:35~
BS11/1月10日より毎週(火)24:00~
AT-X/1月8日より毎週(日)24:00~ ※リピート放送あり。
※放送時間は都合により変更になる場合がございます。

『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』アニメ公式サイト
http://chronicle-anime.sega-net.com

(C)SEGA/チェンクロ・フィルムパートナーズ



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