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京田知己総監督が作品を語る!『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』のアニメ誌連合試写舞台挨拶レポート

2017/9/9


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 9月8日(金)に、『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』のアニメ誌連合試写舞台挨拶が行われ、京田知己総監督、アニメ評論家の藤津亮太氏が登壇した。

  2005 年 4 月よりテレビ放送され大ヒットを記録した伝説のアニメ『交響詩篇エウレカセブン』。英雄アドロックを父に持つ主人公・レントンが、鬱屈な日々をおくる中、ヒロイン・エウレカと出会い、世界を知る旅に出るというストーリーは多くの視聴者の共感を呼び、2000 年代を代表する作品となった。

 アニメー ジュ&アニメディア&ニュータイプが出版社の枠を超えて、今年一番注目度の高い本作『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』の史上初の開催となった今回の連合試写会。上映後のトークショーでは、藤津氏が京田監督にファンが聞きたいこと、知りたかったことを深く切り込んだ。

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 まず、先日の完成披露上映会も含め、こういった試写会イベントに参加してみての感想を聞かれると、京田総監督は「こんなにやるんだなと(笑)。こういう仕事をしたことがないので、『他の人もこういう風にやっているのかな?』と思いました」と普段お客さんの前に出ることがないことからやや戸惑いもあったことを明かした。

 また、今回のイベントがアニメ誌3誌の連合試写ということで、藤津氏から「アニメ誌は何派でしたか?」という質問が飛ぶと、「アニメック派でしたね。中学校の頃に知って、そこで出渕裕さんという存在を知りました」と『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク版や『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督でもおなじみの出渕氏の名を挙げ、アニメにハマるきっかけとなった当時を振り返った。

 本作のレントンは14歳ということで、「自身の中学時代の感覚は反映されたのか?」という質問には、京田総監督は「基本的には(レントンと自分には)距離がある。TVシリーズでは自分自身の中学生の頃のエピソードは反映してはいないつもりですが、もしかしたら出てしまっていたかもしれません」と話した。なお、今作はTVシリーズのときに比べ「中学生の自分だったらこういう反応をするんじゃないのかというのを結構入れています」とのこと。今回、TVシリーズ時の絵が残っていないなどの物理的な事情から、TVシリーズのときからセリフが変わっていたり、背景を書き直しているところがあるそう。総監督いわく、どうせ直すんだったらと目線を変えたり、いろいろ変わっている部分もあるそうだ。12年前にTVシリーズを見ていた人はそういった部分に注目して見るのも面白いかもしれない。

 さらに、「どんな思いでレントンに接しているのか?」という問いには、「どっちかって言うと子どもに近いかなぁという感じですかね。50歳間近な自分が中学生のメンタルに戻って、というのはできないなと思って(笑)」とレントンを観察するような心境で見守ったという。

 今回レイとチャールズというレイトンにとっての義母、義父が作品の中で重要な役割を果たしているという話では「レイトンのおじいさんのアクセル・サーストン役だった青野武さんが亡くなられて、これはスタッフのわがままかもしれないんですが、青野さん以外のアクセル・サーストンは見たくないというのがあったんです。でもそうなるとレントンを見守る人がいなくなる。そこで今回レイとチャールズに委ねました」とそうなった理由を明かした。

 さらに、レントンの父であり、人類の英雄であるアドロック役に古谷徹さんを選んだ理由については、「ただ渋いだけではなくて、実はすごく繊細でロマンチストだろうなと思ったんです。じゃないと『サマー・オブ・ラブ』なんて言わないですよね。どこかナイーブなところがあるのが声で分かるようにしたい、そう思ったら古谷さんしか思いつきませんでした。あと別のアニメでご一緒したときに芝居の付け方とかスタンスを見させていただいて、『すごいプロフェッショナルな方だな』と。そういうところも見た上でお願いしました」と経緯を話した。

 ヒロインのエウレカについては、「普通のヒロインにはしたくないと思っていた」と語った京田総監督。少年と少女が出会って、恋に落ちて、それが実って終わり、にはしたくなかったそう。だからこそ、さまざまな乗り越えなければいけない試練や課題が本作にはあったのだという。

 そして、音楽については、レントンの心情にあわせて閉塞感を出す部分があったり、反対に広がりを見せたり、細かい部分までこだわっているそう。ストーリーにより深みを与えている音楽にもぜひ注目だ。

 最後の挨拶では、「今回の『~ハイレボリューション1』をふまえて2がある」と京田総監督。2はエンターテイメント性がより高いものになっているそうで、「より2の方がより皆さんに楽しんでいただけるような形になってるんじゃないかなと思います」と現在制作中の2についても語った。さらに、「毎回トラブルが多くて、今回こそはダメだなと思うたびにいろんな人が出てきて助けてもらったり、作っている我々現場のスタッフは『(エウレカは)奇跡で成り立ってる』といつも言っています。エウレカは、すごく恵まれてて愛されているなんだなとすごくよくわかりましたし、12年間好きでいてくれた皆さんの支えがあったからこそだなと思いました。本当に感謝しています。ちゃんとそれを返さないといけないなと1で気付かされまして、2、3でも12年前に作ったものよりさらにいいモノを作って驚かせていけたら。あと2年間くらいお付き合いいただけたらと思います」と、3部作の残り2作の完成が待ち遠しくなるコメントを残し、イベントは幕を閉じた。

<『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』情報> 
 2017年9月16日(土)全国ロードショー  

◆ストーリー 
地球上を覆う情報生命体・スカブコーラルと人類の戦いが巻き起こした 世界の危機――サマー・オブ・ラブ。 その危機から世界を救ったのは、アドロック・サーストンだった。 英雄と讃えられるようになるアドロック。だが、その真相を知るものは、 最前線で戦ったごく一握りの人間だけだった。 そして 10 年の時が流れた。 アドロックの残された息子レントンは、ビームス夫妻の養子となり、 地方都市ベルフォレストで暮らしていた。義理の父チャールズは、 豪放で色んな意味で“濃い”男。義理の母、レイは冷たそうに見えて 細やかな愛情の持ち主だった。だが、ビームス夫妻とレントンの間には どこかぎこちなさがあった。 14 歳になり、鬱屈とした日々を送っていたレントンに運命の転機がやってくる。 そして、家を飛び出すレントン。 そこからレントンは様々な人との出会い、別れを経験する。 レントンが出会ったひとりは、ファシリティ・ガード隊長のホランド・ノヴァク。 一時、ホランド率いるファシリティ・ガードに身を寄せていたレントンだが、 ホランドとの相性は最悪。徹底的に悪かった。 結局レントンはそこからもわずかな時間で飛び出してしまう。 彼が出会ったもうひとりは、少数宗教ヴォダラクの少女。 死に瀕した彼女を救うため、レントンは奔走する。 人々との出会いと別れは、レントンに大事なことを気づかせる。 自分はなぜ、家出をしたのか。自分はなぜ今、この道を走っているのか。 “それは、あの時のこと、あの子のこと…俺が見つけた大切なもの”

◆キャスト 
レントン:三瓶由布子 
エウレカ:名塚佳織 
デューイ:辻谷耕史 
ホランド:森川智之 
タルホ:根谷美智子 
チャールズ:小杉十郎太 
レイ:久川 綾 / アドロック:古谷 徹

◆スタッフ 
総監督:京田知己 
脚本:佐藤大 
キャラクターデザイン:吉田健一 
原作:BONES 
監督:清水久敏 
メインメカニックデザイン:河森正治 
コンセプチャルデザイン:宮武一貴 
デザインワークス:武半慎吾、齋藤将嗣、出渕裕、コヤマシゲト、柳瀬敬之、中田栄治 
キャラクター作画監督:藤田しげる、倉島亜由美 
特技監督:村木靖 
メカニック作画監督:阿部慎吾 
メインアニメーター:柿田英樹、金子秀一、大塚健、横屋健太、長野伸明、工藤糸織 
美術監督:永井一男 美術 
監督補佐:本庄雄志 
色彩設計:水田信子 
編集:坂本久美子 
撮影監督:木村俊也 
音響監督:若林和弘 
音楽:佐藤直紀 
挿入曲:Hardfloor 、Hiroshi Watanabe 
主題歌:「Glory Days」尾崎裕哉(TOY’S FACTORY) 
アニメーション制作:ボンズ 
製作:バンダイビジュアル、バンダイナムコエンターテインメント、博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ、ボンズ、MBS 
配給:ショウゲート

映画公式サイト 
eurekaseven.jp

キャンペーンサイト 
http://www.lhp-japan.com/information/index.html

©2017 BONES/Project EUREKA MOVIE



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