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櫻井孝宏、早見沙織、洲崎綾らキャストのほかに、駆除系軍団も登場! 劇場アニメ『BLAME!』初日舞台挨拶レポート

2017/5/20


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 劇場アニメ『BLAME!』の初日舞台挨拶が5/20(土)に東京・新宿ピカデリーで行われた。超!アニメディアでは本イベントの様子をレポートする。

 本作は、「シドニアの騎士」の弐瓶勉氏のデビュー作で、1997年から2003年に「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載された人気作をアニメ映画化したもの。人類が違法居住者として駆除、抹殺される暗黒の未来を舞台に、無限に増殖し続ける超巨大な「階層都市」の捜索を続ける主人公・霧亥(キリイ)の孤独で危険な旅が描かれている。

 イベントでは、MCの合図でキャストの櫻井孝宏、早見沙織、洲崎綾、瀬下寛之監督、吉平“Tady”直弘副監督が登壇。公開初日を迎えた気持ちを聞かれた主人公・霧亥(キリイ)を演じた櫻井は「嬉しいです。その一言に尽きるのですが、どういう映像になるのかなとキャスト一同も完成をいち早く楽しみにしていました。しかもこれだけたくさんの方にご来場いただけていて、つい笑みがこぼれて、ニヤニヤしてしまいます(笑)。ありがとうございます」と笑顔で話した。すると、電基漁師の少女・タエ役の洲崎が「櫻井さんが隣りでニヤニヤしているんですけど、私は内心ニヤニヤしています(笑)。こんなに満席だとホッとしちゃいますよね。期待していた以上のものがギュッとつまったフィルムになっているので期待して見てもらいたいです」と続けた。人類を排除しようするセーフガード・サナカン役の早見は「私もニヤニヤしています(笑)。劇場の大きなスクリーンで大迫力で素敵な音で見ていただくのがぴったりな作品だと思うので、どのように皆さんが感じてくださるのか、ニヤニヤドキドキしています」と話した。それを受けて、瀬下監督は「この流れだと僕がニヤニヤ、彼(吉平)がドキドキだと思います」と冗談まじりに挨拶すると、吉平副監督も「やっとスタッフの熱意がギュッとつまったものがお披露目されるのはすごくうれしいですし、受け入れてもらえるかドキドキもしています」と複雑(?)な心境を話した。

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 映像制作の前に音声収録をするプレスコで収録を行ったという本作。櫻井は「アクションを伴うシーンは、その場でディスカッションしながらやってました。たとえば、走っているならどんな気持ちで、どれくらいのペースでとか、振り返るのなら何歩で振り返ろうとか。そういうディスカッションを現場でしながら作っていきましたね。セリフ以外のト書きと言われる状況が台本に書かれているので、それを頼りにやってました。あとは、両監督からこういう感じにと言われたものをやるという感じでしたね」と収録エピソードを振り返った。さらに、「霧亥は独自の行動をとっていて、出会う人々が『あ、こういう人たちなんだな、こういうシーンなんだな』っていう(それぞれのキャラクターの)輪郭が目の前でできていくのを見る瞬間がとても素敵だなと思いました」とプレスコならではの臨場感あふれる現場だったことを明かした。

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 また、今回の役を演じた感想として、早見は「セリフ的に難しいものが多いというのもありますし、プレスコだと会話のテンポというか雰囲気がすごく大事になってきて、その場の空気感で生まれるものが出てくるんですけど、サナカンはみんなとテンポよくかけあうっていうキャラクターではないので、逆に(みんなの中に)サナカンの空間を確立することの方に意識を向けていました」とコメント。すると、瀬下監督が「早見さんの役への入り込み方がすごくて場面を完全に支配していた。これからご覧になる方もサナカンが目に焼き付くんじゃないかと思います」と絶賛。しかし、褒められていることに気付かず、何と返していいのか戸惑っていると、隣りの櫻井から「褒められてるよ」と助言があり、「ありがとうございます」と返答。それを見た瀬下監督が「ちょっと分かりづらかったですよね。褒めたかどうだか(笑)」と自らのコメントを反省すると、会場は笑いに包まれた。

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 さらに、プレスコで大変だったところについて、洲崎は「絵がない分、(人物同士の)距離感をつかむために通常より耳を大きくして他のキャストさんの声を聞いていた感じがしますね」と話した。また、女性陣から見た本作の見どころについて「F映画をあんまり見たことがなかった方にも入りやすいというか、ストーリーもシンプルで間口が広い映画だと思います。SF作品ですが、人情味あふれる作品かなと思います」と熱く語った。

 そして、「霧亥のような男性はどう思うか」という質問では、答える際に目配せし合う女性陣を見て、櫻井から「やめて(笑)」とツッコミが入るひと幕も。その後、早見が「霧亥だけじゃなくて、無口な人ってモノローグでいっぱい考えてるんだと思うんですよ」と無口な霧亥のキャラクター分析をしたが、他のキャストたちからはいまいち共感を得られずだった。すると瀬下監督から「霧亥は長い間話してなくて、『この単語でよかったっけ?』っていう感じで話しているんです」と霧亥の設定が話され、編集段階で霧亥のシーンを見ながら、スタッフ同士でその場で霧亥の考えていることを当てて遊んでいたという、裏エピソードならぬ裏アフレコをしていたエピソードが披露された。さらに、洲崎が「霧亥が喋れらない分、使われる曲がすごくかっこよくて、そこが喋ってくれる感じがしました」と話すと、皆が深く同意していた。

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 トークセッションが終わり、写真撮影の時間が始まると、突然早見が「ちょっと待った! 私はサナカン。お前たちネット端末遺伝子を持たないやつを排除する」と発すると、大量の駆除系が出現し、会場が騒然となる場面も。劇中では人類を脅かす脅威の存在の駆除系だったが、この日登場したのは、お面をかぶった集団。退出時に去って行く場所を間違うなどのユルさに「僕は嫌いじゃないのですが、弐瓶先生が見たら、若干怒るレベル(笑)」と瀬下監督が話すなど、登壇者たちからイジラれる存在となっていた。

 撮影後の最後の挨拶では、櫻井が「ハードSFって言葉ってちょっと縁遠い感じがしたり、とっつきいにくいイメージを持たれる方もいるかもしれないんですけど、そこにこそ、この作品の面白さがある。人間ドラマもちゃんと描かれていますし、メタリックなクールな世界に生きている人々のドラマでもあるので、その息吹というかぬくもりというか体温みたいなものをちゃんと伝わってくる映画なので、ディティールの面白さもそうなんですが、CGアニメーション映画の面白さがぎゅうぎゅうにつまった作品だと思いますので、素晴らしい映像体験を楽しんでください」と熱く語り、イベントは終了した。

<劇場アニメ『BLAME!』情報> 
2017年5月20日(土)から全国公開 
配給:クロックワークス (105分) 
【あらすじ】 
テクノロジーが暴走した未来。 
人類の希望は孤独な旅人に託された―― 
過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。 
都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。 
都市の片隅でかろうじて生き延びていた「電基漁師」の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。 
少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に「監視塔」に検知され、セーフガードの一群に襲われる。 
仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥(キリイ)であった。

『BLAME!』公式サイト 
http://www.blame.jp

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局



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