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役に込めた思いとは『心が叫びたがってるんだ。』仁藤菜月役・石井杏奈インタビュー 

2017/8/13


ウェブポスまとめ0524

 一昨年に話題を呼んだオリジナルアニメ『心が叫びたがってるんだ。』が待望の実写化。ヒロイン・成瀬順を支えるクラスメイト・仁藤菜月を演じた石井杏奈に、役にかける思いを聞いた。

――石井さんが演じた仁藤菜月の役どころを教えてください
 菜月は順ちゃんのクラスメイトで、拓実や大樹と一緒に「地域ふれあい交流会」の実行委員としてクラスをまとめていく、しっかり者の女の子です。台本を最初に読んだときは、優等生で正義感が強い子だろうなと思っていたのですが、読んでいくうちにそれだけじゃなくて、菜月なりに悩んだり葛藤したりしている部分があり、人間味のある子だと思いました。

――台本を読んだ感想を教えてください。
 率直に、すごく感動しました! 「声に出して相手に伝える」ことって実はすごく難しいし、だからこそとても大事なことなんだな、と改めて気づかされました。なので「こんな素敵なお話がどんなふうに実写化されるんだろう」ってすごくワクワクしていましたね。

――ご自身と仁藤菜月とで、似ている部分、似ていない部分を教えてください。
 似ている部分は、たとえば「学級委員やって」って言われたら私もやっちゃうタイプなんです。頼まれたら悪い気はしなくて断れないんですよね(笑)。似てない部分は……あそこまで良い子ではいられないですよね。菜月に対して共感はできますが、実際に菜月の立場に立ったら、自分の気持ちを優先してしまって、彼女のような行動はできないんじゃないかな。

――ミュージカルシーンが印象的ですが、どのような練習をされたのでしょうか?
 撮影に入る1カ月くらい前からミュージカル練習を始めたのですが、まずはワークショップでクラスメイト役の方たちと交流を深めるところから始まりました。なかには歌やダンスが初めての方もいて、熊澤(尚人)監督から厳しいお言葉をいただくこともありましたが、みんなで切磋琢磨しながら頑張りました。もちろん、短期間の練習でプロの方に追いつけるほど甘くないのですが、「自分に今できることは、笑顔で全力で演じることだ!」と思い、とにかく精一杯演じ切りました。あと、ミュージカルシーンには歌があるのですが、私はTVや舞台で歌を披露することがなかったので、最初は「どうしよう!?」と焦っていたんです。なので、役が決まったときからボーカルレッスンを入れていただいていました。本番では、とにかく口を大きく開いて大きな声を出すように、とディレクションしていただき、菜月らしく歌うことができたと思っています。

――厳しい練習を経てのミュージカルシーンの撮影はいかがでしたか?
 ミュージカルは全7幕あって、練習自体はすべての幕を通しでやっていたので、1幕が終わるごとに舞台裏でみんなで輪になってハイタッチをして……。本当に「青春!」って感じでしたね。このシーンの撮影を通して、すごくチームワークが深まったと思います。

――熊澤監督からはどのようなディレクションがあったのでしょうか?
 まず、一番最初におっしゃっていたのが「菜月は笑顔が印象的だから」ということでした。あとは、劇場アニメ版とは別物にしたいから、撮影が終わるまではアニメは観ないでほしいと言われたんです。結局撮影が終わった後に拝見したのですが、実写版とは良い意味で別物だったので、監督の言葉を信じて観なくて良かったな、と思っています。

――原作を観ずに撮影に臨む不安はありませんでしたか?
 あまりなかったですね。台本と監督を信じてお芝居に向き合うことが大切だと思います。

――今回の撮影で、共演者の方から学んだことはありますか?
 素のときの距離感が映像にも映ってしまう、ということです。今回、メインの4人はすごく仲が良かったので尚更そう思いました。なので、今後もし仲が良い設定の役柄の方がいたら、積極的に距離を縮めることができる役者になりたいです。

――ちなみに普段、アニメやマンガ作品はご覧になりますか?
 『ワンピース』や『NARUTO』、『SLAM DUNK』のような、主人公が目標に向かって真っすぐ努力する、王道少年マンガが好きなんです。今は『タッチ』を読んでいます!

――最後に、アニメディア読者へメッセージをお願いします。
 原作の劇場アニメとは違った良さのある作品になっているので、アニメを観た方も観ていない方も、フラットな気持ちで観ていただけるとうれしいです。この映画を観て、一歩前に踏み出す勇気をみなさんに与えることができたらと思っています。楽しみにしていてください!

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▲「私も小学生のときにミュージカルを観に行って、すごく感動したので、順たちのようにクラスでミュージカルの出し物ができるのはとても羨ましいですね!」

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▲「(芳根)京子ちゃんとは、本作の撮影終わりに、ふたりでご飯に行くこともありました。何時間もずっとお芝居のことを話したのがいい思い出です」

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▲「チアダンスは、撮影の1カ月くらい前から練習を始めました。チアダンスは未経験だったので最初は大変でしたが、楽しく演じることができたと思います」

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▲「菜月は根が明るく真面目な子なので、演じるときは切ないシーンでも切なくなりすぎないように意識しました。内心はとっても切なかったですけどね……(笑)」

◆プロフィール
石井杏奈 いしい・あんな 1998年7月11日、東京都出身。2011年「VOCAL BATTLE AUDITION 3 〜For Girls〜」のダンスパフォーマンス部門に合格して、その後にE-girlsのメンバーとなる。2012年TVドラマ『私立バカレア高校』で女優デビュー後、2015年『ガールズ・ステップ』で映画初主演を果たす。

<映画「心が叫びたがってるんだ。」情報>
7月22日(土)より全国ロードショー

◆ストーリー
高校3年生の坂上拓実は「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、過去のある出来事が原因で喋る事ができなくなった少女・成瀬順。担任の思惑でミュージカルを上演することになり、順は詞を書くことを決意し、順に感化された拓実が曲をつけることに。しかし舞台当日、順は姿を消してしまう……。

原作/超平和バスターズ
監督/熊澤尚人
脚本/まなべゆきこ
音楽/横山克
出演/中島健人 芳根京子
石井杏奈 寛一郎 / 荒川良々 大塚寧々 ほか
配給/アニプレックス

公式サイト
http://kokosake-movie.jp/

(C)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (C)超平和バスターズ



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