TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』、飯田天哉役の石川界人のインタビューが到着! | 超!アニメディア

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』、飯田天哉役の石川界人のインタビューが到着!

放送中のTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』は、本日7月22日(土)に「ヒーロー殺しステインVS雄英生徒」が放送される。兄の仇ステイン(声・井上剛)と、憎悪に燃える飯田天哉(声・石川界人)、そして緑谷出久(声・山下大輝 …

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 放送中のTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』は、本日7月22日(土)に「ヒーロー殺しステインVS雄英生徒」が放送される。兄の仇ステイン(声・井上剛)と、憎悪に燃える飯田天哉(声・石川界人)、そして緑谷出久(声・山下大輝)と轟焦凍(声・梶裕貴)が協力し、ステインに激しい闘いを挑む姿を描く、原作の中でも高い人気を誇るエピソードとなる。そんな飯田を演じる声優・石川界人自身も「悩みながら演じた」と語る「ヒーロー殺しステインVS雄英生徒」の放送に向けて、見どころや、作品への想いを熱く語ってくれたインタビューが到着した。

◆石川界人(飯田天哉 役)スペシャルインタビュー

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――「ヒーロー殺し編」の飯田はこれまでと様子が一変しますよね。演じるうえで心がけたことはなんでしょうか?
 これまでの飯田くんは、「兄のような、皆を導くヒーローになる」という前向きな熱意を持っていて、それとどちらかというとコミカルなシーンも多かったと思います。この「VSヒーロー殺し編」からは、兄さんを再起不能され、怒りに燃えている飯田くんの新しい面が出てきます。でも、それは飯田くんがもともと内に持ち合わせていたものであると思うので、それをどうやって表現するかを考えました。

――ただ兄の仇をとろうと憎悪に燃える飯田ですね。
 これまで品行方正であり、どちらかというとコメディ色の強かった飯田くんが、一気にシリアスなキャラクターに変わる。そこがすごく難しいと感じました。昨年出演させていただいたトークショーで、僕は「飯田くんは、出久や爆豪たちの中でいちばん子どもです」という話をしました。そして第1期や雄英体育祭で、彼がじつは持っていた攻撃性というか、そういったものも見え隠れしていたんです。そこをどう増幅させていくか、すごく悩みました。

――飯田のキャラクターとしての振り幅の広さですね。
ゼロか100かくらいの幅があります。体育祭では、「ヒーローになる」という真っ直ぐな想い、上向きで前向きな想いで演じていました。そこから急に後ろ向き下向きになって、いきなり逆方向に負荷をかけられているような感覚です。ただ、兄さんを傷つけられた飯田くんとしては目の前にその負荷があるのであって、そんな彼を僕自身悩みながら演じていくことがいいんだろうと思っていました。

――悩みながら演じていた、ということですが、感想としてはいかがですか?
 超楽しかったです!それこそ今までにないくらい現場でディレクションを受けました。もし僕の大切な人間が殺されかけたら、その相手を殺すなんてことは思わなくて、まず「悲しい」という気持ちになるんです。「なんてことをするんだよ」って。でも、悲しみが先に来る僕と違い、飯田のセリフはまず怒りに起因してくるんです。でも、彼の中には怒りだけじゃなくて悲しみもある。そのバランスは僕と同じくらいだと思うんですが、でも悲しみが先に来るか、怒りが先に来るかで、表現が大きく違ってくる。すごく難しかったし悩んだんですけど、その飯田の演技を一緒に擦り合わせていく作業だったり、「そういう表現の仕方があるのか!」っていう新しい発見があったりで、本当に楽しかったです。「あ~、今、役作ってる…!」って(笑)。

――「VSヒーロー殺し編」は、「ヒーローとは何か?」という問いかけがテーマでもあります。
 ステインは悪役ですがただの悪役ではありません。他者のために善を為すのか、自分のために善を為すのか。前者は「善」であって、後者は「偽善」なんです。ステインは「善」の思想や正義感を追い求めていて、一方飯田は自分の憎悪だけで動く「偽善」と言えます。でも、純粋な「善」をまっとうできる人間っていないと思うんです。答えの出ない、永遠に追い続けなきゃいけないかもしれないテーマですよね。

――ステイン演じる井上剛さんとの演技はどうでしたか?
 井上さんはステインのような悪役を演じるのは珍しいと思いますが、僕は別の作品で1対1で戦うことがありまして(笑)、「戦う」という点については自然に入ることができました。ステインの声のイメージって難しいなと思っていたんです。すごい理念を持っているけど、青臭い理想家でもある。ただ、先ほどもお話しましたが、ステインは悪役ですがただの悪役ではなくて、自分なりの正義感を持っているんです。井上さんが演じるステインの声には「正義がある」ことが乗っている、そういう感覚がありました。だから、演じている最中、そして演じ終えた後はステインは井上さんしかあり得なかったと思います。

――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
 今後、飯田くんは皆さんのイメージとはかけ離れた行動に出ますが、このエピソードは、彼のキャラクター性が切り拓かれていくものになります。その中で、先ほどお話したような「善」や「偽善」の概念について考えてくださったり、「自分はどうだろう?」って自身を見つめ直すきっかけに少しでもなってくれると、嬉しく思います。飯田くんにとって、とても重要なこのエピソードをぜひ楽しみにご覧ください。

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<TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』情報> 
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット 
毎週土曜夕方5時30分放送!※一部地域を除く

◆ストーリー 
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。No.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。出久はヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、クラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。ヒーロー候補生たちがぶつかり合うビッグイベント「雄英体育祭」を終えた出久たちは、続いて雄英の授業の一環としてプロヒーローの下での「職場体験」に臨むことになり、出久はオールマイトの師匠・グラントリノと出会う。その一方で、敵(ヴィラン)の死柄木弔は、“ヒーロー殺し”の異名を持つステインを仲間に引き入れようと接触。そして、ステインに兄を再起不能にされた飯田天哉はステインに対し憎悪を募らせていた。ヒーローをまっすぐに目指す出久、兄の仇・ステインを狙う飯田、自らの脅威を世間に知らしめんとする死柄木、社会を正すためにとヒーローに凶刃を振るうステイン、さらに死柄木の背後に潜む謎の存在…。それぞれの「正義」と「悪意」をつらぬく、“ヒーロー”と“敵(ヴィラン)”の戦いが動き出す!

アニメ公式サイト 
http://heroaca.com/  

アニメ公式twitter 
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(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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